悩める派遣社員のためのブログ

派遣、転職、仕事、人間関係等について綴っています。

異常にミスが多い、周りより仕事が遅いのは頭が悪い等の問題ではありません

異常にミスが多かったり、周りより仕事が遅いと感じる方に出会うこともあるかと思います。


とはいえ、新卒だったり、入社して日が浅かったり、未経験の仕事であればしばらくは長い目で見る必要があります。


しかし数ヶ月経過しても変化がない場合、「何故そんなミスばかりするの?」、「頭、悪いんじゃない?」等と思うかもしれませんが、そうなってしまう原因はいくつかあります。

 

異常にミスが多い理由

スキル不足

本来であれば顔合わせや面接で見極める必要があっても出来ないこともあります。

 

この件に関しては職場側が必須スキルをきちんと理解していなかったり、派遣会社でさえ見極められないということもあるのでちょっとでも無理かも・・・と感じたら断るしかないのかもしれません。

haken-life.hatenablog.com


職場環境が悪い

これは結構大事だと思います。


いくら経験者を採用したとしても職場により仕事の仕方や勝手は異なるのですから最低限のことは職場側から教えていただかないと新しい方は色々困ります。


定型業務であれば最低限、マニュアルを準備したり、教育係的な方も必要です。


人間関係も新しく入った方にはなるべく声を掛けてあげた方が馴染みやすいです。


高圧的な方がいらっしゃったり、人間関係が悪ければ不明な点があっても聞きづらくなります。


仕事量が多く、毎日のように何時間も残業となればいずれ体調に来てしまいます。


アルバイト時代、仕事が優秀でお局様とも上手くやっていた派遣社員の方がいらっしゃったのですが、人一倍、気を遣う性格で毎日のように残業が数時間あったこともあり、体調不良が続いたのち、半年ぐらいで退職されました。


あまりに職場環境が悪ければ優秀な人材を逃してしまうこともあります。

 


職場が合わない

職場環境が悪いまでは行かなくてもなんとなく合わないということもあります。


たとえ今までの職場で優秀だったとしても前職とのギャップに苦しみ、本来の力が発揮できないこともあります。


20代半ばの頃、かなり妥協して入社した職場がそうでした。


顔合わせの際、上長の質問の仕方からいかにも私を気に入らなそうだなという雰囲気があり、断ろうかと思ったのですが、とりあえず働いてみて嫌だったら辞めれば良いという感じでOKしました。


初出社早々、職場のメンバーの雰囲気が何だかコソコソしていて嫌な印象を感じ、顔合わせに同席していた上長にまで「それ本人に言う?」的な嫌なことを言われ、不快感が消えずにいました。


職場の雰囲気がどうしても受け入れられず、不明点も聞きづらかったのでそこから仕事のミスが続きました。


元からその業界で扱っている事柄が受け付けなかったのともう少しスキルが必要な仕事をしたかったことも手伝い、どうしてもモチベーションが上がらなかったのです。


担当営業も多少は心配してくれてはいたのですが、最初のやり取りからちょっと偉そうな感じでスキル紹介の時も実務経験がない旨をやたら強調されたりで、安心して話すことが出来ませんでした。


結果的に初回の契約で辞めることになり、上長からも「職場が合わなかったんだろう」とのことでした。


お互い妥協していたからこその結果ではあるのですが、嫌な印象を感じたら断るって本当に大事ですね・・・


このような時って担当営業も高確率でハズレなのでその時点でお断りもアリだったかもしれません。


その仕事が嫌い、適性に合っていない

特にデスクワークや単調作業が多い場合にこの可能性があるのでは?と感じることがあります。


単調作業の多い職場にいた際、同期の方が異常にミスが多かったのです。


メモはきちんと取っているのに何故?と最初は疑問でしたが、もしかして単調作業に向いていなかったのかな?と思いました。


本当はクリエイティブ系の仕事に就きたいようだったのでその可能性は十分にあると感じました。


本当に自分の適性に合っている仕事に就くのがベストでしょうが、自分の適性がわからなかったり、正社員にこだわったりでなかなか希望の仕事が見つからず、仕方なく合わない仕事をしているということもあります。


私自身、最初は事務の仕事に苦労しましたが、今となっては問題なくこなせるようになり、少なくも身体を使う仕事よりデスクワークが合っていると感じています。

 


周りより仕事が遅い理由

先ほど書いた職場環境が原因になっていることもありますが、他にも下記のことが考えられます。
・丁寧に仕事をしていた
・やる気がない


一番最初の職場でやたらに仕事がゆっくりで、社員の方も手を焼いていたぐらいだった方が何人かいらっしゃいました。

 

その原因が今挙げた2点だったのです。


元の性格もあるでしょうが、特に前職が接客業だったりするとその影響で丁寧に仕事をしがちかもしれません。

 


そしてやる気がないについては本当にやりたい仕事ではないのでしょう。


逆にやる気がなくても仕事が早くて雑という方もいらっしゃいます。


結果的に早期に転職か解雇のどちらかでした。

 


いずれの理由であっても本来の力が発揮できないのは仕事や環境がマッチしていないのです。


厳密には自分の使命とは違う方向に行っているという感じでしょうが、まずは仕事と環境がマッチしているか?を考えてみる方が考えやすいです。


総合的に自分がマッチした職場に入るのが一番の解決策とは言えども、何らかの理由で仕方なくその仕事をしていたり、本当にやりたい仕事がわからなかったりという方もいらっしゃいます。


また、恐れが多く、嫌な環境を引き寄せていることもあります。


特に未経験だったりすると「やりたい仕事をするためには嫌な条件があっても受け入れるべき」と思いがちですが、あまりに自分で無理と感じる条件であれば避けたって良いのです。


劣悪な環境を我慢してまで続けているといずれ強制終了のような出来事が起こります。


多少の妥協は必要なこともあるでしょうが、無理のない程度に選ぶことも必要です。