いざ就業してみると想定していたよりも高スキルが必要と感じることもあります。
あるいはテクニカルスキルは足りていてもさばく量が膨大だったりでペースについていけないということもあるかと思います。
いくら顔合わせでスキル確認していても実際に作業してみないとわからない部分は出て来ます。
特に顔合わせ担当者がその業務で必要なスキルをきちんと把握していない場合に起こりえます。
そこですぐに契約終了を選択される方もいらっしゃいますが、確かにこれもアリだと思います。
しかし必ずしもスキルが足りないからと言って早期に契約終了という選択肢しかないとは限りません。
社内で他にスキルのある方がいらっしゃれば、他にスキルを要さない業務を振っていただけるということもあります。
あるいは足りないスキルはこれから勉強してスキルを付けてもらうという環境もあります。
私も入社して早々、「顔合わせ等で聞いた話よりも高スキルが必要」と判明した際、早急に退職も考えましたが、増員案件で元から様子を見て業務を振ってくださるというような感じだったのですぐに他の業務を振っていただけ、本来行う業務に関しては自分で出来る部分のみ対応するという感じになりました。
引継ぎ案件でも他に出来る方がいらっしゃれば業務の調整は可能でしょうが、どちらかと言えば増員案件の方が調整しやすいと思います。
しかし増員案件であろうと本当に必要なスキルがないと困る場合もありますし、引継ぎ案件でかつ、他にスキルのある方がいらっしゃらないとなれば契約終了を選択せざるを得ません。
とりあえず、スキルが足りない、あるいは業務量が膨大でついていけないことが判明した場合は下記のことを考えましょう。
・自分に合う環境か?
・自分がどのようなことを求めて仕事をしたいか?
この点を考え、派遣元の営業担当に伝えましょう。
それ以前に派遣先上司とお話しする機会がありましたら直接伝えても構いません。
環境が合わないのであれば契約終了を選んだ方が良いでしょうが、人間関係が良かったり、教育体制がしっかりしている等、何らかのことで自分に合っていると感じるのであれば様子見で考えるのもアリではないでしょうか?
伝えにくいことでしょうが、もしあなたがその職場に必要な人材であればあなたの想いは伝わります!
私も元からスキルアップする気は全くなく、今あるスキルで貢献したいという想いがあったので契約終了も覚悟していたのですが、私の想いは受け入れていただけました。
また、業務量が膨大という場合であればあなたの一言で増員も検討するかもしれません。
しかし派遣先や派遣元に相談しても想いは伝わらず、「何とか頑張ってもらいたい」的な精神論を言われた場合は契約終了を選択した方が無難かもしれません。
ケースバイケースかもしれませんが、精神論で何とかなることはほとんどありません。
特に業務量で限界を感じた場合は人材が足りていない可能性が高いです。
私も数年前、そのような状況の派遣先にいたことがありますが、社員は長時間残業当たり前で人間関係もギスギスで次々と厳しいルールが作られ本当に居心地が最悪でした。
無理をして業務をこなしても上手く行かず、いずれ身体に来てしまいます。
どういう訳かそのような派遣先に限って派遣先べったりの機能しない営業さんが担当していることが多いので要注意です。
いくら派遣会社が間に入っているとはいえ、最終的には自分のことは自分で守るしかありません。
また、スキルが足りないと気付いた際、自分を責めがちですが、あなた一人が悪い訳ではありません。
本来であれば派遣先も必要なスキルをきちんと把握しないといけないですし、派遣会社もその条件にふさわしい方を人選すべきではあるのですが、求めているスキルが高いほど、それが難しいのも事実です。
特に派遣会社の営業担当はOAスキルをあまり理解しておらず、クエリのことですらVBAに入るのか?と聞いてきた方もいらっしゃったぐらいですΣ( ̄ロ ̄lll)
これではミスマッチが出てしまうのも無理ありません。
それから高スキルを求めている派遣先に関してはちょっとスキルが足りなくても顔合わせに連れていかれることがあり、「お互い、顔合わせ内で判断してね」的な感じになることもあるので本当に派遣会社だけでは人選が難しいということもあります。
私も何度かこのようなことはありましたが、ほとんど落とされました_| ̄|○
仕事を選ぶ側もスキルだけでなく、勤務地や給与等も考えて探しているはずなのでスキルは達していても他の条件面で難しいこともあるのでそれだったらちょっとスキルが足りなくても他がマッチしていれば・・・ということもあるかもしれません。