仕事等では誰しもミスしたくないでしょうし、ミスしようと思ってミスしている訳ではありません。
特に覚えたての頃は一連の流れが頭に入っていなかったりで作業忘れとか出てしまいがちです。
しかし一度ミスしたからこそ、覚えやすくなると私はつくづく感じます。
私は仕事でミスした際、「次はここ(ミスしたところ)を確認しないと・・・」と注意が向くのでその部分は特に覚えやすく、引継ぎの際も体験談として伝えています。
もちろんミスした際は嫌な気持ちにはなりますが、覚えやすくなるという点では成長につながります。
寧ろ初めのうちにミスしてしまった方が覚えは早いのでは?と私は思います。
また、元からミスしやすそう、他の方もミスしやすいと感じればもう少しミスしにくい方法に変えるという考えも思い付きます。
そもそもミスしやすいって時点でどこかしらやりにくさがあったりするんですよね・・・
もちろん毎回は思い付きませんし、システム上、出来ないこともありますが、ただ謝罪するよりもミスしにくい方法を考える方が大事だと私は思うのです。
あるいは「この部分を確認すると良い」という感じに自分でチェックする方法を考える、共有して教えるのも良いです。
一番NGなのはミスを責めることです。
これは相手のミスを責めるだけでなく、ミスした自分を責めてしまうことにも言えると私自身、感じるようになりました。
自分を責めてしまうとさらに焦ったりしてミスが増え、悪循環になります。
とはいえ、上司に注意されたら自分を責めてしまうって流れもありますのでそう考えると相手のミスを責めるってほんっとに論外だと思います。
ぶっちゃけ相手を一方的に責める人ってあまり優秀ではないんですよね・・・
もちろん人の命を預かるような仕事等、どうしても許されないミスもありますが、いずれのことであろうと責めても何も解決しません。
そもそも「その説明を聞いていなかった」等、必ずしも作業者本人が悪いとは限らないこともたくさんあります。
ほとんどが伝達漏れだったりしますが、これは誰しもあり得る話なのでそこがハッキリしていれば「これは自分のせいではない」、「知らなかった」で良いんです。
「わからない事あったら聞け」って声が聞こえて来そうですが、その質問が思い付かなければどうしようもありません。
あるいは「言い訳なのでは?」と思うかもしれませんが、うやむやにしてしまい「自分が悪い」と責めてしまうとそこを付け込まれ、責めて来るタイプの方が寄って来やすくなります。
私も昔は話を覚えているいないに関わらず、「自分が聞いていなかった」と思い込んで恐れるだけでしたが、「これに関しては知らなかったんだから仕方ない」と思えるようになってからは相手側から「そう言えば言ってなかったかもしれないけど・・・」って言われるようになりました。
まあ「自分のせいではない」ってこと自体、責任転嫁とか相手を責めているように感じるかもしれませんが、実際、必要以上に相手を責めるようなことはしていません。
一人だけの責任ではないのでお互い様ではないでしょうか?って感覚です。