仕事で手が空いてしまった際、「何かやることないですか?」等、声掛けないと・・・と思いがちですが、必ずしもそれが良いとは言えません。
まず仕事を振る側も準備が必要です。
任せたからには適当に「これやっといて」では後々トラブルになるのでそう簡単には行かないのです。
お願いしたい業務のやり方を説明し、最後にはチェックもしないといけません。
こんなことするぐらいなら自分でやってしまった方が早いとなってしまうことだってあります。
特に忙しい社員に「何か手伝いましょうか?」、「やることありますか?」と積極的に聞いたところで「説明する時間すらない」と逆にイライラされるかもしれません。
そして様々な理由から振れる仕事に限りがあります。
まずスキルや知識が不足していていたり、適性的に振れる仕事がないということもあるでしょうが、そればかりではありません。
派遣であれば派遣社員に見せてはいけない機密情報もありますし、契約外の仕事を手伝わせる訳には行きません。
手伝ってしまったことにより何らかのトラブルが発生することもあります。
特にその辺の線引きがきちんとできている職場こそ、なかなか仕事が振れないということもあるかもしれません。
となるとやはりあえて声を掛けず、いつ仕事が振られても良いよう待機することも仕事のうちになるのかな?と・・・
よく「自分から仕事を見つけるのも仕事のうち」という話も聞きますが、ある程度、長く働いていればそこには限界が来るので無理してまで仕事を見つける必要はないのでは?と私は思います。
もちろん自分が普段やっている定型業務のマニュアルを整理したり、もう少しやりやすい方法を考える等、思いつくことがあればどんどんやった方が良いですが、そのようなこともそう毎回やるようなことではありません。
特に古いタイプの人間は暇=サボっていると勘違いしがちですが、それは見る目がないのです。
暇にならないよう、わざとゆっくりと仕事をしている方が優秀と思いますか?
過去にわざとゆっくり仕事をやって残業代で稼いでいる方を見掛けましたが、これって職場側からしたらとんでもない迷惑ですよ・・・
また、いつも忙しそうにしている方に関しては仕事配分に問題があるか、仕事が遅いだけということだってあります。
なので後者の場合、仕事を見付け過ぎると「要領の悪い方の尻拭い」になる可能性もあります。
その親切心を漬け込んで都合の良いように使われることもあります。
本来であれば自分の仕事が終わればそれで十分なのです。
私も若い頃は「仕事を振られないのは自分の力不足」みたいな感じで悩むことがありましたが、そんなことはなかったのです。
派遣会社の営業さんもよく自分から声掛けた方が良いと言われること多かったのですが、ちょっとあまりに的外れと言いますか・・・自分が仕事を振る立場だったら「仕事をすぐ振れるか?」と考えられないのかな?と今では思ってしまいます。