派遣法の関係で3年以上、同じ職場で派遣社員としては働けなくなりました。
その代わりに派遣先から直接雇用の打診をされることがあるかと思います。
私も前の職場で契約社員での入社を打診されましたが、最終的には断りました。
続けても良い理由もありましたが、続けたくない理由の方が圧倒的に多かったのです。
その主な理由としては「新しく入社された派遣社員の定着率が悪く、苦手な業務までお願いされることが多くなった」、「形だけのミーティングにうんざり」という点でした。
また、私のハイヤーセルフからも「今の職場にあなたの居場所はない」なんて警告もされていたのですΣ( ̄ロ ̄lll)
私が入社した後も何名か新しい派遣さんが入社されたのですが、体調不良で突然来なくなったり、長い方でも1年半弱で退職されてしまったのです。
そんな感じだったので退職する数ヶ月前にはまたしても一番後輩になったという時期もあり、「この職場、呪われている???」、「このまま契約満期のメンバーが全員、退職を選択してしまったらこの部署は崩壊してしまうのでは?」と感じてしまいました。
正社員の人事異動が激しい職場で就業したことはありましたが、ここまで派遣社員が続かないような職場ははじめてでした。
一体何故か?って・・・
それはズバリ、職場の雰囲気でした!
具体的にはこんな感じでしょうか・・・
・安心して相談できる人がいない
・業務中も休憩時間も会話(特に雑談)が少ない
・皆、忙しそうで聞きづらい(隣でもメール対応等)
・正社員と非正規社員の間に壁?
(正社員の方としか雑談しないという正社員もいた)
・全体的にコミュニケーションスキルが低い?
・ミーティングで提案しても無難な意見しか採用されず、前に進めない
・雰囲気的に上からの意見は断れないオーラ
結果的に全員、退職を選択しましたが、上記のことも退職を選ぶ理由の1つだったようです。
金銭的な面、安定面も大事かも知れませんが、やはり長く続けるのであれば雰囲気も大事ですよね・・・
とはいえ、職場側も「定着率を良くしよう」、「雰囲気を良くしよう」と色々頑張ってはいたのですが、ちょっとズレている?というか・・・どうも違っていたんです。
私と同期入社だった方も「何か違う」と同じようなことを思っていました。
具体的にどう言葉にして良いのかわからないのですが、根本的にやらなければいけないことを避けていたという感じでしょうか・・・
職場を良くしようと各部署ごとに定期的にミーティングがあったのですが、提案しても議長や上司が気に入らなければその意見は採用されなかったり、採用されても実際、実行されなかったりでまるで議事録を書くために仕方なく開いているというオーラが強く、「一体何のためのミーティングなんだろう?」と疑問を感じていたのです。
しかし見ている方は見ており、さらに上の上長が議事録を見て「本当にきちんとミーティングを開いているのか?」と疑問を感じていたそうです。
私も自分の担当の業務のマニュアルがなかったのであった方が良い旨伝えたことがあったのですが、「マニュアルなんて都度更新しないといけないから必要ない」とあっさり却下されたことがありました(>_<)
それから1年ぐらいしてその業務の担当社員が産休に入ることになり、引継ぎの際、マニュアルがあった方が良いとのことで作らざるを得ない状況になりました。
結局、自分達に影響が出ないと動かないんだなと感じました。
そして私が退職する前に社員の方から聞いた話、「私もこのミーティングはいらないと思っているけど、労働局からこの活動を褒められたから今後も続けるだろう」とのことで非常に驚きました。
何だよそれ・・・Σ( ̄ロ ̄lll)
たとえ形だけの意味なしミーティングでも労働局から褒められたから続けるってどういうこと???それよりももっと大事なことがあるんじゃない???
ただでさえ残業に苦しんでいる社員が多いんだからその意味なしミーティングの時間がなくなればちょっとは残業がマシになりそうだけど・・・
誰かが根本的なことを指摘したとしても職場側でその根本的な問題点をきちんと理解していないと行動にも移せず、何も変わらない・・・
定着率の悪い職場はこの辺が原因なのかな?と感じた次第です。
そのような職場は戦うよりも去った方が正しい。
とはいえ、こちらの職場では大分、スキルアップできましたし、今まで勉強していなかったような分野を取得出来たりと業務面では恵まれていました。
だからこそ3年間在籍できたという点には本当に感謝しています。