たまに派遣会社の営業さんから「最後に質疑応答の時間がありますのでその際の質問を2つぐらい考えてきてください」、「必ず何か質問してください。その方が採用される率が高いです」と言われることがあります。
質問の有無と採用率はまったく関係ありませんので無理に質問を作る必要はありません!
派遣先、営業さんの方から詳しい説明があれば質問事項はほとんど思い付きませんよね?
特に質問がなければ・・・
「今のところは特にありませんが、もし後で思い付きましたら担当営業通して質問させていただきますのでその時はよろしくお願いいたします(*^_^*)」
これでOKです!
この答え方はかなり印象良いみたいと手応え感じています。
もちろん逆に何か気になる点がありましたら遠慮なく質問してOKです。
何故なら就業するのは営業さんでなく、派遣社員であるあなたなのですから、不明、不安点はしっかりと質問した方がミスマッチも少ないです。
質問の量も「あまり質問しすぎると心配性な人なんじゃないかと思われてしまう」等と言ってくる営業さんもいらっしゃいますが、あまり詳細を教えていただけない場合は質問が多くなることだってあります。
特に就業環境辺りは端折られていることもあるので、「これだけは聞いておきたい」という点はきちんと確認しておきましょう!
また、前任者の退職理由等、直接は聞きづらい質問は担当営業さんを利用しましょう!
誠実な営業さんであれば直接は聞きにくいような質問も上手く聞きだしていただけます。
ここで「業務と関係ない質問は・・・」、「そういう質問はNG」等と言って反対されてしまっても気になるようであれば確認しましょう。
先程も書いたとおり、就業するのは営業さんでなく、派遣社員であるあなたなのです!
引き継ぎ案件で前任者の退職理由を聞き出したい場合は「今回の募集背景を教えていただけますか?」で良いと思います。
大抵は教えていただけますが、教えていただけないようであれば下記のようなことを質問すればなんとなく背景はつかめると思います。
・前任者は既に退職されていますか?
・前任者はいつぐらいまでいらっしゃいますか?
・他に業務のわかる方はいらっしゃいますか?
・業務マニュアルは作成されていますか?
たとえば体調不良や妊娠等で退職予定の場合は「体調が悪くて引き継ぎ時、休みがちになって迷惑が掛かるかも知れない」等と教えていただけたり、「かなり細かいマニュアルが作成してある」という話が出ればそれほど悪い環境ではないかと思います。
もし質問の度に嫌な顔をされるようであればその職場は就業しない方が良いかも知れません。
質問の時の表情で職場の雰囲気もなんとなくつかめると思います。
一見、派遣先が人を選ぶと思われがちではありますが、派遣社員側も職場を選ぶ権利は十分あります!