悩める派遣社員のためのブログ

派遣、転職、仕事、人間関係等について綴っています。

仕事が見つかるのはスキルも年齢も関係ない

よく「ピアーラさんはOAスキルが高いからすぐ新しい仕事見つかるでしょ?」と言われることがあります。


ハッキリ言って全然そんなことありません。


毎度のように仕事探しには苦労しており、何ヶ月も仕事が決まらないなんてざらでした。

 


私もスキルの高い方に出会うと同じようなことをつい言ってしまうことがあったのですが、どんな方であってもすぐ決まるとは限りません。


そもそも職場側が求めている必須スキルや求める人物像等に合致していなければスキルがあろうと何だろうと関係ありません。


必須スキルが入力程度で良い仕事であればOAスキルの高い方は必要ありますん。


もし入力程度の職場にOAスキルの高い方が入られた場合、「それじゃあもっと高いスキルが必要な業務を振る」となればまだ良いかもしれませんが、そうでなければ物足りなさを感じ、長く働かないうちに契約終了ということもあります。


中にはスキルがあっても入力オンリー等の仕事が好きという方もいらっしゃいますが、そこのアピールがないとやはり相応のスキルの方を選ぶと思います。


職場側としては短期契約ではない限り、なるべく長く働いて欲しいはずなのでそれを避けるためにもよりマッチしたスキルの方を採用することも珍しくありません。


これはOAスキルに限らず他のスキルにも言えることです。

 


年齢についても同様です。


年齢が若い方が早く仕事が見つかるという話をよく聞きますが、私は若い頃の方が見つかりにくく、30代半ばになってからの方が見つかりやすかったです。


派遣は即戦力ということで経験がある方が有利になるという点で以前より見つかりやすくなったというのはあります。


ある程度経験があった方が顔合わせで話も弾むのでその点も関係していると思います。
若くて可愛い子を求めている職場もあるかもしれませんが、まず職場側でお願いしたい仕事をこなせなければお話になりません。

 


以前、「派遣は35歳定年説は嘘?」という記事にも書きましたが、年齢が高いからと言って不利になるとは限りません。


年齢が高い=高スキルが必要とは限らないからです。


それほどスキルのいる仕事でなくても職場の平均年齢が50代であれば20代の方よりも40代以上の方が有利です。

 


「年齢が上がって仕事探しに苦労しないよう、常にスキルアップする」とか「ヒューマンスキルが大事」という言葉にフォーカスしがちですが、これらの言葉に影響されてはいけません。


若い頃の私もそれらの言葉に惑わされ、「ヒューマンスキルに自信のない私はスキルの幅を広げるしかない」と思い、スキルの幅を広げようとしましたが、勉強は長続きせず、自分のモノになることはありませんでした。


本当に自分の好きな分野でない限り、勉強していても楽しくありませんのでその点で勉強が続かなかったのです。


もちろんスキルの幅を広げる目的であっても本当に好きな分野に巡り合える可能性もあるのでその分野の勉強が本当に楽しければ年齢関係なしに継続していくことにより、いつか仕事に結びつく可能性はあります。


仕事とは自分の得意なことや好きなことを提供することです。


好きなことであればその分、良いエネルギーも乗っかるのでお互いにとって良いことなのです。