クラウドソーシングで「ミスなく正確にやります」、「納期はきちんと守ります」というような文言を目にすることがあります。
余計なお世話かもですが、「そんな安易な約束を公言してしまって大丈夫なのだろうか?」と思ってしまいます。
自分が辛くならないためにも、良い信頼関係を築くためにも私はこれらのことは自ら公言しないようにしています。
もちろんミスなく正確に仕事をこなしたり、納期を守ることは大事ではあるのですが、100%それがお約束できるかは何とも言えません。
人間なのですからミスすることはありますし、納期だって作業しているうちに想定していたよりも時間が掛かることに気付いたり、イレギュラー対応が必要になり、納期に間に合わないことだってあります。
また、突然の体調不良や突発的な家の事情等で作業できなくなることだってあります。
そこで「やっぱり無理です」となってしまえば信頼を失います。
なので甘い言葉に乗っかって後でがっかりさせない、期待させないことも大事だと私は思うのです。
こまめにコンタクトを取って質問したり、納期までの納品が難しいと感じた際、具体的な状況説明ができればよっぽど理不尽なクライアントさんでない限り、多少ミスや納期の延長も許していただけるのでは?と私は思います。
もちろん度を越えれば話は別ですが、そのためにも無理のないような納期設定を考える必要があります。
これらのことは企業で働いていても仕事以外の人間関係でも同じことが言えますが、特にクラウド上でのやりとりは信頼関係が大事になります。
その中でも納期に関しては作業者だけでなく、依頼者側の協力も必要とつくづく感じます。
特に初めての仕事であれば作業中に質問が多く発生するはずなのでその際、回答が遅くなってしまえば当然、納期までの納品は厳しくなります。
ちなみに私はお互いの負担を考え、質問はなるべく1日1回、まとめてするようにしています。
質問量もそうですが、実際作業してみないと読めない部分もあるので初めての依頼内容あれば特に納期を長めにしています。
そこを理解いただけず、短納期でお願いされたり、無理難題を押し付けて来る場合はやり取りしないようにしています。
実績を積むために1つでも多く仕事をしていかないとと思いがちですが、出来ないことは出来ないと伝えないと最終的には自分が辛くなります。
寧ろ最初のうちは確実に仕事をこなすためにもちょっと神経質なぐらい、仕事を選んでも良いかもしれません。
また、私は仕事の責任は作業者だけでなく、依頼者側にも発生するという理解のある方とお仕事したいと思っています。