以前就業していた職場で「スキルが足りないから申し訳ない」的なことをこぼされていた方がいらっしゃいました。
しかしその職場は元からその特定のスキルのある方とそうでない方の業務がきちんと分かれており、スキルがある方向けの業務はスキルのある方に任せ、そうでない方はサポートというか手伝い業務を行うという適材適所で一人一人、スキルに合う形で業務を振ってくださっていました。
なので申し訳ないと感じる必要は全くなく、寧ろ業務を手伝ってくれて助かるという感じでした。
そもそも本当にスキルが足りず、周りが迷惑に感じているのであればとっくに契約終了になっているはずです。
実際、その職場はミスが多く、勤怠も良くなかった方は解雇されていました。
派遣社員だと即戦力とか必須スキルはクリアしていないといけない等のイメージは強いですが、職場によるので必ずしもそうとは限りません。
しかしそうは言っても自分が周りよりもスキルが足りないことについて、申し訳なさを感じてしまう方は多いと思います。
私もついそう思いがちですが、真面目だからこそ思い悩んじゃうのだと思います。
その思いをずっと引きずるのは辛いと思うのでもしそこが払拭できないのであれば、自分の得意なスキルが活かせる職場に転職した方が良いかもしれません。
やはり自分が得意なスキルを活かせる環境にいた方が仕事も楽しいからです。
実際、今挙げた方も専門のスキルが他にあり、それを活かしたかったようなので転職を決断されました。
転職と聞くと「また転職考えないといけないのか~」とちょっと苦痛に思うかもしれません。
この辺は自分が仕事を選ぶ上で「何を一番重視しているか?」によりますが、もし他に自分の得意なスキルがあればその旨を伝えてみるのも1つの手だと思います。
転職しなくてもそのスキルが活かせそうな部署やポジションがあればそこに異動することも可能かもしれません。
ただ派遣の場合はこのようなことはなかなか難しいかもしれませんが、正直な思いを伝えることで一歩前進にはなるので伝えてみる価値はあります。
もちろん仕事内容はそれほど重視しておらず、環境面等を重視しているのであれば居座るのもアリですが、最終的には「自分はどうしたいか?」で決断されては良いのではないでしょうか?