悩める派遣社員のためのブログ

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ExcelのVLOOKUP関数が出来れば大丈夫?関数は新規作成出来た方が良い?

以前、私の後任を探す際、営業担当の方から「派遣先側が『VLOOKUP関数が出来れば大丈夫』とのことだったのですが・・・」という必須スキルの確認がありました。

 

「VLOOKUP関数なんてあったっけ?」と思い、普段使っている集計表を見てみましたが、どうやら派遣先は集計表の表面に出ている関数を見てVLOOKUP関数と言っていたようだったのです。

 

それも実際にはVLOOKUP関数ではなく、HLOOKUP関数でした。

 

結果的には他の関数もいくつか使われており、新規でデータ作成を依頼されることもあったのでVLOOKUP関数だけできれば・・・という訳ではないんですよね。

 

必須スキルの伝達不足の原因はこの辺なのかな?と思いました。  

 


ExcelのVLOOKUP関数が必須スキルという案件をよく見かけますが、VLOOKUP関数だけ使うということはあまりないような気がします。

 

必ず他の関数も使っており、特に多いのがIF関数やCOUNT関数辺りかと思います。

 

特に集計業務が発生する案件であればINDEX関数とMATCH関数を組み合わせやOFFSET関数が使われていることもあり、ピボットテーブルもほぼ必須だったりします。

 

最終的にVLOOKUP関数を必須スキル条件にしているのかはどのような業務をやるかによるので何とも言えませんが、とりあえずVLOOKUP関数が使いこなせれば他の関数も組めるという解釈もあるのかもしれません。  

 


また、関数は新規で組めた方が良いか?修正程度で良いか?という質問も良く受けます。

 

ほとんどがルーティングワークで修正や更新程度であることが多いので修正、更新程度で十分と思いがちです。

 

しかし長く働いていれば普段使用している集計表を新しくすることになったり、新規でデータ作成をお願いされるようなこともあるかもしれません。

 

そうなってくると新規で組めた方が良いとなります。

 

とはいえ、他に詳しい方、使いこなせる方がいらっしゃればその方に頼むということもあるので本当に修正、更新程度で十分という場合もあります。

 

この辺の判断の仕方としては「他にOAに詳しい方がいらっしゃらない」、「忙しくて教える時間がない」というような情報が聞き出せれば「新規で組めた方が良い」となります。

 

今回はExcelの関数を例に挙げましたが、このような考え方は他のスキルにも言えることです。